正本総本店の包丁です。
歴史はとても古く、江戸時代末期の1845年に武州大沢(現在の埼玉県)に野鍛冶として誕生。
1874年には、関東で初めて本焼物の料理包丁の製造販売を始めました。
その後明治時代の1890年に、東京市本所区(現在の東京都墨田区)に正本総本店を開店しました。
初代正本・松沢巳之助氏が築き上げた庖刀造りの技術は、以後六代に渡り研鑽が積み重ねられています。
創業150年以上の歴史を誇る「正本」の包丁は、現代ではネット販売や金物店など幅広い経路で料理人の手に渡っています。