2023年06月29日
こんにちは。
出刃包丁は日本の厨房で非常に一般的で、その刃の形状と切れ味から魚をさばくための理想的な道具とされています。
しかし、その特性と構造から、家庭で出刃包丁を扱うときにはいくつか注意点があります。
ここでは、その安全性と長く使用できる方法についてご紹介します。
1.安全な取り扱い
2.正しい研ぎ方
3.保管方法
4.まとめ
出刃包丁は切れ味が非常に鋭いため、取り扱いには注意が必要です。
包丁を握るときは、しっかりと持つことが大切です。
また、使わないときや、保管するときは、刃を覆う刀身や布などで保護し、誤って手を切ることを防ぎます。
包丁を洗うときは、刃を自分の体とは逆方向に向け、手を切らないようにしましょう
出刃包丁は一般的に片刃の設計なので、その研ぎ方は他の包丁(三徳包丁や洋包丁)とは異なります。
片刃のための適切な研ぎ方を覚えて、出刃包丁の切れ味を維持することが重要です。
基本的には中砥という砥石を使って、適切な角度で研ぐことが求められます。
初めて研ぐ場合は、Youtubeにアプロードされてるプロのデモンストレーションを参照していただく方が無難かと思われます。
出刃包丁は基本的に「ハガネ」です。この「ハガネ」というのはとても錆びやすいです。
そのため使用後は付着した油や液体を拭き取り、乾燥させてから保管しましょう。
また、直接木や他の包丁と接触しないように保管することも重要です。
一番オーソドックスなやり方は、新聞紙で刀身を包むことです。
出刃包丁はその特性と機能から、食事作りの楽しさを増やすための素晴らしい道具です。
ただし、その利用と維持には一定の注意が必要です。
上記のポイントを押さえ、安全に出刃包丁を取り扱い、
適切に管理する事により、長持ちさせることができます。
最後に、どんなに注意深く扱っても、切れ味が悪くなったり、小さな錆が見られたら、
プロに見てもらうことをおすすめします。
お近くの包丁砥を生業にしているお店に持ち込みましょう。