2023年03月06日
こんにちは。
今回は包丁を買取に出す前に知っておきたい、「高く売れやすい包丁のブランド」を包丁買取専門店の視点からお伝えします。
飲食業界を引退される方、遺品整理でお困りの方、是非ともご参考ください。
元々は刀鍛冶師「平安城沖芝正次」の銘にて刀を打たれていた方です。
包丁における水焼本焼を初めて成功させた第一人者ともいわれております。
お弟子さんの中には人気銘の「玄海正國」を手掛けている向米雄氏がこの技を引き継いでおります。
惜しくも現在は亡くなられており、市場に出回る包丁もごくわずかとなります。
模倣品も出回っているため中子の確認、真贋が必要になります。
先述した向米雄氏などが手掛けている玄海正國。こちらを源伯鳳氏とのタッグを組んでできた銘が「高鳳正國」です。
非常に人気の銘かつ、素晴らしい包丁を手掛けております。
工房は佐賀県は唐津市呼子の玄界灘に浮かぶ加部島というところにあります。玄界灘と沖芝正國の名を掛け合わせて出来たといわれる「玄海正國」。お手元にあれば高価買取間違いなしです。
こちらも先述した玄海正國(向米雄氏)が手掛けている銘になります。
数ある銘の中でも高価買取がされている銘の一つです。
人気も高鳳正國と同様に高く、出回っているものも少ないため稀少価値が非常にあります。
池田刃物製作所で包丁を造られていた伝統工芸士「池田辰夫」。
惜しくも現在は亡くなられております。
堺一文字正國の銘はこの池田辰夫氏が手掛けている銘となります。
特徴として規則正しくきれいな焼波が包丁に出ており、その美しさは息をのむほどです。
沖芝正國同様、池田辰夫氏が手掛ける包丁は現在市場に出回っているもののみの可能性が高く、希少価値がある包丁です。
池田刃物製作所で包丁を造られている伝統工芸士「池田美和」。
現在は堺打刃物伝統工芸士会会長を務めており、先ほどご紹介させていただいた池田辰夫氏の弟さんになります。
「堺北辰」や後述いたします「子の日」の銘にて包丁を手掛けており、こちらも非常に人気が高いです。
池田辰夫氏同様、焼波が非常にきれいなことが特徴となり海外やコレクター間でも人気も高いです。
伝統工芸士 飯塚解房氏が手掛ける銘「重房」。
こちらの包丁は国内外ともに人気の銘ですが、海外発送はなく国内発送と販路も限られており、お目にかかれることは稀です。
鍛地仕様の包丁が有名で、その包丁の見た目も特徴的かつ綺麗なので一目で「重房」の包丁と判別できるほどです。
海外人気が特に高い印象の銘です。
和包丁、洋包丁ともに人気銘の「子の日」。
洋包丁のラインナップは「NENOXシリーズ」と呼ばれ、特徴的な柄や造りの包丁となっております。
「伝統工芸士 一鉄」銘の包丁もあり、一鉄氏は子の日の先代鍛冶師「東源一文字正國」との情報がございます
現代に寄り添い愛されるブランド「子の日」。高価買取もされやすいブランドです。
包丁買取を行っている様々なお店がありますが、包丁に関する知識は正直まばらです。
当店は10年以上包丁買取を行っており、包丁に関する知識、買取実績は豊富にございます。
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