2023年02月27日
包丁の柄、いろいろな種類がありますよね。
柄が変わるだけで包丁の印象がガラッと変わります。
包丁を売るとき、買取に出す際もお値段が変わることがございます。
銘、鋼材、使用方法等によって包丁を決められると思いますが、一点ものの包丁を買うならやはり見た目にもこだわりたい。そう思うのが世の常だと感じております。
そんな「包丁の柄」を今回は写真を交えてそれぞれの特徴をご紹介させていただきます。
①朴柄(ほうえ)
名の通り「朴の木」を使用した柄になります。
色は木の中でも白く、多くの和包丁に使われている木材です。
多く使われる理由として、長持ちしやすく、軽く割れにくい素材です、
また木の特性上柔らかく手になじみやすいので、多くのプロの料理人に愛されています。
②黒檀柄(こくたんえ)
黒く、硬く、そして重たい木材です。
こちらはカキノキ科カキノキ属の常緑高木の数種の総称が「コクタン」と言われております。
非常に水や油に強く、先に紹介しました朴柄よりも強度があります。
見た目も格好が良く、高級感があり、高価な包丁に誂えてあることが多いです。
英名は「エボニー(ebony)」と呼び、柄以外にも楽器や家具、工芸品にも使われています。
年々入手が困難な木材となっており、希少性が高くなっております。
③紫檀柄(したんえ)
通称「ローズウッド」と呼ばれる木材です。
色味は黒檀ほどではないですが黒っぽく、人気もあるので黒檀の代用として使われております。
もちろん耐久性や木材としての価値は高く、ナイフの柄、ギターの木材、家具等に使用されております。
④プラスチック柄(通称:PC柄)
柄の中では一番お求めやすく、主にご家庭用の包丁に使われています。
口輪部分がプラスチックでできている事から、この名前で呼ばれるようになりました。
柄の部分は先にご紹介した「朴の木」を使われています。
違いとしては、「朴柄」は朴の木の心材を使用し、「PC柄」は心材以外の木材を使って作られています。
そのため朴柄よりもリーズナブルな価格となっております。
最後に…
包丁買取を行っている様々なお店がありますが、包丁に関する知識は正直まばらです。
当店は10年以上包丁買取を行っており、包丁に関する知識、買取実績は豊富にございます。
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