包丁コラム
【ショートコラム】鱧切り包丁ってどんな包丁?

 

【ショートコラム】鱧切り包丁ってどんな包丁?

2024年01月10日

こんにちは。

皆さんは「鱧(はも)」という魚をご存じでしょうか。

鰻のような見た目をしていますが、サイズは1m程~大きいものでは2mを超えます。

 

旬の季節は夏とされており、産卵を迎える6~8月が最も美味しいとされています。

特に関西では見かけることが多く、京料理には欠かせない食材で「はもの骨切り 手並みのほどを見届けん」といった句がある程です。

湯引きや鍋、天ぷらなど様々な調理法で提供される鱧ですが、その調理に欠かせないのが「鱧切り包丁」です。

 

 

高鳳鱧切包丁 尺 霞 青鋼 朴柄 白鞘 箱付き

 

鱧切包丁とは?

鱧には細かく硬い小骨が非常に多く、調理する際には「骨切り」という処理が必要になります。

皮を切らない程度に細かい切込みを入れる工程で、一般的な包丁でやってしまうと身が崩れてしまったり、包丁自体の刃こぼれの原因にもなってしまいます。

 

鱧切り包丁は比較的大きく、そして重く造られております。

これは力を入れすぎると皮まで切ってしまう、小骨に負けて刃こぼれしてしまうといった事の無いよう、包丁の重さを利用して骨を押し切ることができるように造られています。

 

 

鱧切包丁 尺 本焼 平鏡面 黒檀柄 黒檀鞘・箱付

 

また、買取という面で見ると鱧切り包丁は和包丁の中でも比較的買取価格がつきやすい印象があります。

アールイー包丁買取では、これまでも高鳳や一竿子忠綱、雲龍國行など様々な銘の鱧切をお買取させていただいております。

二次流通の観点からみても、そのどれもが非常に人気の高い包丁になっております。

 

当店は東京浅草の近くで10年以上包丁をお買取してきた実績がございます。

良く分からないけど処分に困っている、もう使わなくなった和包丁などございましたらお気軽にお問い合わせください。

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