包丁コラム
【ショートコラム】有次刃物の誇り高き伝統

 

【ショートコラム】有次刃物の誇り高き伝統

2023年10月11日

こんにちは。

有次は、京都の中京区に店舗を構える日本の老舗刃物メーカーです。

その始まりは古く、永禄参年に「藤原有次」という人物が刀鍛冶として創業しました。

その後は時代の移り変わりとともに、刀剣から料理庖丁の鍛造をはじめました。

今回は「有次」の歴史と特長について、探る旅をはじめましょう。

 

 

歴史の背景

有次のルーツは、1560年の戦国時代にまで遡ります。この年はちょうど桶狭間の戦いがあったとされている年になります。

藤原有次は現在有次本店が在る場所で鍛冶職をはじめ、当時から刃物製造の名手としての評価を受けていました。

そして、時代ととも刃物の需要は刀剣から料理庖丁や工芸品に変わり、20世紀初頭には現代の有次としての形が見え始めます。

 

 

有次 特製 別打 鎌形薄刃包丁 八寸 霞 青鋼 水牛朴栗型柄

 

 

京都有次と築地有次

京都有次は、その名の通り古都・京都に位置しています。

「京都の台所」と言われている中京区錦小路で、伝統的な日本刀の技術や精神性を大切にし、一つ一つ手作業で丹念に作られる包丁を提供しています。

 

 

有次 特製 別打 先丸蛸引包丁 尺一 霞 青鋼 水牛紫檀八角柄

 

 

有次の名を冠した店舗は、東日本にも店舗を構えております。

大正7年に日本橋に誕生、同12年には現在の東京都中央区築地場外市場に店舗を移しました。

京都同様「藤原有次」が造った伝統と技術を継承し、現在では豊洲市場と築地場外市場で営業しております。

 

 

「有次」という名前は、日本の包丁業界において、品質と伝統の象徴と言っても過言ではありません。

京都有次と築地有次、この二つのブランドは日本の刃物文化を今後も世界に広めていくことでしょう。

 

当店では有次など様々なブランドの包丁を高価買取しております。

お見積もりは無料で承っておりますので、こちらからお気軽にお問い合わせください。

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